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Candle JUNE(以下、C.J):4回目のイベントが終わった後、仮設の集会場を回らせてもらったんだけど、その時に新潟の子たちがみんなで互いにがんばったことを慰めあっていたんだよね。イベントの最初の頃は、最後にみんなで輪になって終わりにしようと自分が提案していたんだけど、4回目では何も言わないのにみんなが輪になって讃え合っていた。地震によってこういう繋がりが出来たことは、ある意味でよかったんじゃないかと思う。その頃から、逆に東京のスタッフの方が新潟の子に学ぶことが多いんじゃないかと考えるようにもなった。本気でやりたいから自らやっている感覚っていうのかな?
平澤由香(以下、おねえ):普段みんな他の仕事をしているのに、何かあったら手伝いたいっていう声もどんどん出てきましたね。みんながいないと出来ないから、私たちもすごく嬉しいです。
C.J:そして今回、3年目で企画したのが「SONG OF THE EARTH in Niigata 2008」だね。復興イベントとして終わりにするんじゃなく、大きなフェスティバルにしたいと思っているんだけど・・・。
平澤康宏(以下、ヤス):みんなで、3年間でこんなフェスに発展するイベントってないんじゃない? って言っています。もうやるの? って(笑)。
C.J:もう遅い感覚もあるんだけどね(笑)。今まで5回イベントをやってきたなかで、手伝ってくれている人たちの気持ちの在り方も分かったし、何よりも、彼らのエネルギーを周りの大人たちも理解してくれて、イベントが出来ていることが分かった。だから、次があるのは必然的なんだ。このフェスティバルが成功すれば、ようやく自分がイメージしてきた復興イベントができるというか・・・。みんなが楽しく踊っている場所が実は震源地だったり、みんながおいしく食べている物が震源地からとれているものだったりするんだ。それをしっかり感じて感謝できるイベントにしたい。
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