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Special Cover Talk

003 Candle JUNE with ∀KIKO



Candle JUNE(以下、C):少し先のヴィジョンのことを聞きたいんですけど、夢ってありますか?

Mark(以下、M):JUNEはいろんなところを旅していて、世の中の大変さを僕らよりも分かってるって思うんだよね。その反面、僕たちにとっては毎日が日常で、日々生活が淡々と続いていく中で、無力感に襲われたり、何かできそうな気になったりもする時間を過ごしてる。そんな地球の片隅で起こる出来事を通じて思うのは、僕ら一人一人には、多かれ少なかれ影響力があるってこと。僕がなぜ水晶とともに歩んでいるのかはうまく説明できないけど、偶然の重なり合いで僕自身が水晶とともにいて、ある意味クリアになる体験をしてる。自分がクリアになれば、それを周りの人に伝えていくことも出来る。例えば、僕がすごくネガティブな話をしたら周りの人もネガティブにさせてしまうし、その逆だってある。だから、自分の中でバランスをとることで、結果的にいい空気を相手に伝えていくことが出来ればと思う。環境問題とか戦争とか、今、一言では簡単に話せない問題って多いじゃない? その中のひとつを取り上げて話すことも難しいほど複雑な問題になっちゃってるから。一人へ二人へといい空気が伝わっていって、日常的なものを大いなるものに反映していくことが出来たらなと思ってる。

C:自然界にあるもの全てをいい意味で道具として捉えたらいいんじゃないかなって最近思うんだ。水晶もキャンドルもそうだし、自分自身も自分の中の感情もある意味で道具として考えていいと思うのね。その道具をどう使うか、全てより良い使い方をしていくことができれば、無駄な方向へ行かずにスムーズに動いていくことが出来るんじゃないか、と。例えば、刃物にしても正しい刃の方向で使えば、無駄な力をかけずに有効に使えるじゃない?

M:日常という曼荼羅の中心にいると、そういうことができるような気がしない? いろいろな状況がある中で、ひとつの状況に入ってしまったら、客観的に判断するのが難しくなってしまうことがある。どの状況にも入らない位置にいることで、正しいことを正しく見極められるのかもしれない。

C:さっきのネガティブが伝わるって話と同じだけど、いいことをすればいいことが返ってくるように、道具を正しく使えば正しいものが返ってくる。そういういい連鎖をうまく生み出すことができたらいいね。





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