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Special Cover Talk

003 Candle JUNE with ∀KIKO



Candle JUNE(以下、C):始めて合ったのは10年くらい前。友だちの花屋さんで。そのときの自分はどうでしたか?

∀KIKO(以下、∀):う〜ん、どうだっただろう。若かったよね。イケイケだった(笑)。

C:なんか意外だなぁ(笑)。

∀:でも、初めて合った時からJUNEに惹かれてたかな。仲間だって思った。でもまだまだ若かったからきっと分かんなかったんだけど、今またって感じかな。この間、個展をしてる時に来てくれて、そこでなんかあるんじゃないかなって思った。それもちょうど私の誕生日の日だったから。

C:10年前は自分のものづくりっていうのが根本的に苦しいもので、他を受け入れられない感じがあった。でも、あるタイミングで変わってこれて、いろんな人たちとパーティなんかもできるようになって。今回の展覧会では、そこへ∀KIKOさんを引き込むっていうより、なにか違う特別なことができたらって思ってる。そういうタイミングがやっと来たっていうか…。

∀:今一緒にこういうことができるってことは、そういう状態なんだろうね。ひとつの出会いって、タイミングだね。小さなサインや予兆を少しずつ感じてやっていくことが運命で。だから一緒にやるのはすごく楽しみ。楽しまなきゃね。心から。

C:自分も一緒にやるのが楽しみっていうのが一番素直な気持ちかな。そういう小さいサインや予兆を感じてやってるんだってことを感じとれると、さらに楽しくなりますよね。子供の頃の宝探しに似てる感じ。なにかひとつのヒントから、いろんなものが見つかっていくのが嬉しいかな。それが日々そこら中に転がってる。

∀:絵を描いてる時は、特にそう。いろんな発見がある。絵が私に話しかけてきて、どんどんその世界に引き込まれて行く。それこそ子供の時と同じ感覚で、すごく楽しい。いっぺんにたくさんの人にはそうそう会えないんだけれど、絵を描いてる時には不思議と会えるんだよね。会ってなくてもいろんな人のことを感じて、いろんな人との関係を育むことができる。そこには、無限に時間があるから。





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