Candle JUNE -Official information & Candle Odyssey Reports from Candle JUNE-






Special Cover Talk

002 Candle JUNE with TAKESHI HANZAWA



TAKESHI HANZAWA(以下、H):何かのパーティで知り合って、ちゃんと話したのはシアターブルックの撮影の時だよね。一年半前とか。シアターもスゴイ出会い。インド行きを決めた時に、シアターブルックのCDの撮影を頼まれて。シアターって知らなかったんだけど、友達に聞いたら絶対にその仕事やったほうがいいって言われた。それでわざわざインド行きを延期したの。JUNE君のことも気になってたし。で、JUNEくんがデコレーションやるっていうんで出会った。

Candle JUNE(以下、C):すごい出会いだったよね。一緒に行った広島も、ある意味、自分の中で始めての体験だったし、新しい出会いだった。いつもは車に乗って2〜3人で行くんだけど、車の中でいろいろディスカッションして、それからろうそくを灯すのね。そこからやっと自分との会話になっていくの。ハンちゃんとに行ったときは、いつもと違うメンバーだったっていうのもあって、ひとりで広島まで運転して行った。だから車でディスカッションしないで行ったけど、直接、事件事故の話ばかりをしなくてもいいときもあるっていうのを学んだ気がするな。

H:原爆ドームでろうそくって、単純にきれいだな〜とか、なんかそんな感じだから。JUNEくんはいっつも座ってウ〜ンって考えてるよね。でも、原爆ドームっていうシチュエーションで、ろうそくを灯すこと自体が不思議なことじゃない?

C:見る人によって感じ方はそれぞれだよね。仏壇にろうそく? って思う人もいるだろうし、きれいだなぁ…とか、そういうのもあるよね。はんちゃんが思ってることを写真におさめるのが一番大事なことだなって。もちろん過去の事件を忘れないことも大切だけど、そこから学んで、今幸せに生きてるよっていうのを、その場所でみせてあげて、で、結果的にそういう気持ちや出来事があつまる場所になればいいんじゃないかな、って。

H:ポストカードになった写真からだって、みんななにかしら感じるワケじゃない? それでいいと思うよ。

C:それぞれが見て、イマジネーションを持ってくれたらいいよね。イメージとか、妄想とかって、すごく大事だなって思ってる。ただ単に「あれが欲しい」っていう気持ちでもいいんだけど、思ってたらそうなるって気がしてて。戦争だって、終わらないって思っちゃうとホントに終わらないんだよね。未来のヴィジョンにしてもいいことを思わないと。

H:オレなんか、そのいい例って感じだもん。最近海外が多かったから、日本で撮影したいなーって思ってたら、またそんなふうになってるし。念じていれば、そうなるんだよね。

C:ハンちゃんのこれからの妄想は? 写真集?

H:写真集は出したいけど今年か来年かな〜。まずは、そういう風に思ってることが大事なことだなーって思うよ。

From JUNE...
今回は写真家の半沢健さんの事務所にお邪魔してきました。正直出逢ってから随分経つのにあまりしゃべるということをしていなかったようで、ハンちゃんのこと知らない事だらけでしたが、妄想好きだったということでいろんな確認ができました。






Copyright(C)2001-2010, Candle JUNE All Rights Reserved.