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Candle JUNE(以下、C):尊敬するカメラマンっているの?
TAKESHI HANZAWA(以下、H):セバスチャン・サルガド。ブラジル人なんだけど。ドキュメンタリーだね。ドキュメンタリーっていっぱい撮ってる人はいるけど、この人は写真もうまいし、ただ撮ってるだけじゃなくメッセージもある。パーフェクト。『WORKERS』っていって、これは働いてる人ばっかり取ってる写真集なの。
C:絵画みたいだね。そういえば、ハンちゃんのモノクロの写真ってあんま見たことない気がするなぁ。あ、でもこないだ『smart』を立ち読みしてたら、ハンちゃんのモノクロの写真見つけた。
H:基本的にモノクロの写真って好きなんだけどね。旅=モノクロっていうのがあるから。
C:ふだんあんまり意識しないけど、旅に行くと色って違うよね。カラーが。
H:違うね。
C:どっちかっていうと自分は旅するのきらいなの。場所も人も常に変化しててキリがないから。だけどいやでも旅になっちゃう。行く必要のある場所に行かなきゃいけないときに行くっていうか。結果リフレッシュになって、いろんなものをもらってるんだけどね。
H:タイミングとか時期はいいんじゃない? そういうんで。
C:自分の妄想の世界を組み合わせるための情報は、本とか音楽とかたくさんあって十分だったりするんだよね。情報要らないよと思っても、いろんな人がいろんな話をしてくれたりもするから。
H:オレは好奇心旺盛だから逆かな。とりあえずいろんなものを見てみたい。人がどっか行ってくるのを聞いても自分が見てないから、その人の価値観でしかない。だからあんまり深くは聞かないのね。人が言うことって俺の中ですごい想像をかき立てるワケ。同じ土地へ行っても、その時々でぜんぜん違うハプニングがあるから。
C:ホントは今年一緒にアフガニスタンに行きたかったんだけどね。でも、去年のフジロックも一緒だったし、年末年始の広島にも合流してくれて、嬉しかった。
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